
ナガノサイエンスは、医薬品の安定性試験分野で培った専門性を基盤に、恒温恒湿器(リーチイン/ウォークイン)や環境試験用チャンバーを幅広く扱う国内メーカーです。
本記事では、ナガノサイエンスの恒温恒湿器の特徴やスペック、サポート体制などを解説します。

| 温度範囲 | +20~+60℃ |
|---|---|
| 湿度範囲 | 30~90%RH |
| 温度性能 | ±2.0℃ |
| 湿度性能 | ±5%RH |
| 内寸法(W×H×D,mm) | 600×650×400mm |
| 内容量(L) | 156L |
| 外寸法(W×H×D,mm) | 793×1,482×1,070mm |
| 運転可能周囲温度範囲 | +5~+35℃ |
医薬品の国際的な品質基準(例:ICH Q1A条件)に適合※する、医薬品安定性試験専用の恒温恒湿器です。規制当局が要求する基準を満たす、信頼性の高いデータを取得できます。
特徴は、監査準備の手間を大幅に削減できる点です。モニタリングシステム「NASTER System」が、電子記録と監査証跡(操作ログや変更履歴)を自動で保存します。監査時に求められる「誰が・いつ・何を行ったか」という記録を即座に出力できるため、手作業での資料作成や転記ミスといった負担を軽減可能です。
※ 参照元:【PDF】安定性試験チャンバー|ナガノサイエンス公式(https://www.naganoscience.com/ja/wp-content/uploads/2023/11/NST_2023all_1127.pdf)

| 温度範囲 | 要問い合わせ (※標準オプションで+150℃までの高温仕様に対応可能) |
|---|---|
| 制御方式 | P計装(プログラム制御型) またはM計装(定値制御型) |
| 運転可能周囲温度範囲 | +5~+40℃(※性能保証外囲条件は+18~+28℃) |
両サイドから操作できる汎用型の高性能恒温恒湿槽(試験装置)です。
温湿度の範囲、温度を昇降させる速度、庫内の均一性、装置のサイズや容量などの項目をカスタマイズできるのが特徴。試験したいモノや設置場所の条件に合わせて、個別に設計・見積りされます。
また、熱を天井から排出する構造を採用しており、装置の背面にメンテナンス用のスペースを空ける必要がありません。壁に近づけて設置できるため、実験室のレイアウト自由度が上がり、メンテナンスもしやすくなります。

| 温度範囲 | +20~+40℃ |
|---|---|
| 湿度範囲 | 55~80%RH |
| 温度性能 | ±1.0℃ |
| 湿度性能 | ±5%RH |
| 室内寸法(W×H×D,mm) | 1,700×2,200×1,700mm |
| 室外寸法(W×H×D,mm) | 1,800×2,380×1,800mm |
| 運転可能周囲温度範囲 | +5~+33℃ |
現場の逸脱リスクと運用負荷を同時に抑える仕様を選びやすいシリーズ製品です。停電、断水、地震、水漏れなど、設置環境で起こりうるトラブルから試験サンプルやデータを守るためのオプションが充実しています。
また、データを自動で記録・電子化するモニタリングシステムとも連携可能。規制当局による監査(査察)への対応や、データの信頼性(正確さ・完全性)を確保するための管理(データインテグリティ管理)がしやすくなっています。
導入計画の段階から必要な文書(ドキュメント)の整備、安定した品質管理体制の構築サポートまで一気通貫で対応します。
現場の予防保全は過去の膨大なメンテナンス履歴を統計解析した「科学的予防保全」に基づいて計画。トラブル時のメンテナンスコールは24時間対応で、同社社員または現地パートナーが責任を持って復旧を担います。
医薬品領域で求められる分布性能や手順適合性を軸に、周囲条件が厳しい環境や限られた設置スペースにも適応できる設計がなされています。ICH準拠の運用に必要なモニタリングや校正・保守などを自社でカバーできる点が強みです。
ICHガイドラインに基づく医薬品の長期保存試験・加速保存試験や、医薬品の包装・容器の保存安定性評価などにおいて、監査準備の時間消費を抑えたい場合に適しています。
環境試験の課題をクリアする恒温恒湿器を選ぶには、各メーカーの得意分野と活用シーンを知ることが大切です。このメディアでは、評価担当者が条件に合うメーカーを見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。公式HPに記載がありませんでした。
医薬品安定性試験機器・アウトソーシングサービス・モニタリングシステムなどを提供している会社です。
医薬品の製造や品質管理に関する国際的な基準(GMP・PIC/S)を踏まえ、「リスク&サイエンスベース」の経営と製品設計を掲げています。
恒温槽や恒温恒湿器などの製品は、製薬企業の安定性試験・保存業務分野への提供を中心としながら、電池・電子部品の評価試験といった分野にも展開中です。
| 会社名 | ナガノサイエンス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府豊中市新千里西町1-2-2 住友商事千里ビル 南館8F |
| 電話番号 | 06-6836-2650 |
| 公式URL | https://www.naganoscience.com/ja/ |



※1 オプションのタンクを増設した場合の連続運転時間
※2 参照元:【PDF】安定性試験チャンバー|ナガノサイエンス公式(https://www.naganoscience.com/ja/wp-content/uploads/2023/11/NST_2023all_1127.pdf)