
サンプラテックは、ボトルやデシケーター、グローブボックスなど樹脂系の理化学機器で知られる国内メーカーです。恒温恒湿器については、研究現場での視認性と省スペース運用にこだわった卓上型モデル「STC-V」を展開しています。
本記事では、サンプラテックの恒温恒湿器の特徴やスペック、サポート体制などをまとめました。

| 温度範囲 | +5~+55℃ |
|---|---|
| 湿度範囲 | 40~90%RH |
視認性の高い2層式アクリルチャンバーと、卓上に置ける約35Lの庫内容量を両立させた、見ながら試験できる恒温恒湿器です。恒温恒湿槽は本体から脱着でき、庫内清掃やメンテナンス性にも配慮されています。
操作はタッチパネルを中心にプログラム運転(10ステップ・10パターン)、タイマー運転、連続運転に対応し、庫内循環ファンによって小型ながら安定した環境づくりが可能です。
初期不良や不具合が納入後に判明した場合は、代品準備や最短での再製造、必要に応じた調査・分析などで対応する旨がFAQに記載されています。据付や立上げについては、販売店・メーカー窓口を通じた個別相談の体制が前提です。
観察性と省スペース性を両立させた卓上型の恒温恒湿器が特徴で、装置の設置スペースが限られている研究施設や小規模チームに特に適しています。大型恒温恒湿槽までは必要ではないけれども、一定の温湿度環境を安定的に再現したい場面において、省スペースかつ操作性に優れたSTC-Vは有効な選択肢です。
一方で、60℃以上の高温域や大容量試験を求める量産評価・品質保証の用途では、より大型の恒温恒湿器を選ぶ方が現実的。STC-Vはあくまで「見ながら評価したい」「限られた研究室スペースで効率よく使いたい」という研究・開発フェーズのユーザーに特化したモデルです。
環境試験の課題をクリアする恒温恒湿器を選ぶには、各メーカーの得意分野と活用シーンを知ることが大切です。このメディアでは、評価担当者が条件に合うメーカーを見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。従来の一般的な恒温恒湿器は金属筐体で、前面小窓越しにしか庫内を確認できず、試験中のサンプル観察や撮影の自由度が限られていました。視認性を確保しようとすると装置サイズが大きくなります。研究室の限られたスペースでは運用が難しくなることも課題でした。
サンプラテックの恒温恒湿器はアクリル製かつ二層構造のため、視認性が高いのがメリットです。研究室の実験台上でプログラム試験を回しながら、外観変化をリアルタイムで確認・記録できるようになり、装置のオーバースペック化や設置スペースの問題も解消されました。
プラスチック成形技術を背景に自社ブランド品の企画・製造・販売を展開している理化学機器メーカーです。ボトル・容器群に加えて、デシケーターやグローブボックス、恒温恒湿器などの機器・設備も扱い、特注・オーダーメイド対応力を強みとしています。
| 会社名 | 株式会社サンプラテック |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市北区同心2-1-3 |
| 電話番号 | 06-6353-5141(代表) |
| 公式URL | https://www.sanplatec.co.jp/ |



※1 オプションのタンクを増設した場合の連続運転時間
※2 参照元:【PDF】安定性試験チャンバー|ナガノサイエンス公式(https://www.naganoscience.com/ja/wp-content/uploads/2023/11/NST_2023all_1127.pdf)