自社に合った恒温恒湿器が見つかるサイト|テンピュラボ » 恒温恒湿器メーカー一覧 » ESPEC(エスペック)

ESPEC(エスペック)

⽬次を開く⽬次を閉じる
目次
ESPEC(エスペック)のHPキャプチャ画像
画像引用元:ESPEC公式HP
(https://www.espec.co.jp/)

ESPECは、精密な温湿度制御を実現する恒温恒湿器を多彩にラインナップしているメーカーです。本記事では、ESPECが取り扱っている代表的な恒温恒湿器の特徴やスペック、導入事例などを紹介します。

ESPEC(エスペック)の
恒温恒湿器ラインナップ

ARシリーズ

ARシリーズの画像
画像引用元:ESPEC公式HP
(https://www.espec.co.jp/products/env-test/ar/)

ARシリーズの
性能・スペック

温度範囲-70~+180℃
湿度範囲10~98%RH
温度変化速度昇温18℃/分、降温18℃/分
湿度変動±2.5%RH
空間温湿度偏差温度±1.5℃(-70~+150℃)・±2.0℃(+150.1~+180℃)、5%RH
内寸法(W×H×D,mm)600×830×500mm
内容量(L)249
外寸法(W×H×D,mm)800×1,703×1,900mm
運転可能条件外囲温度0~+40℃、外囲湿度75%RHまで
※型式ARSF-0250-15のスペックです。

ARシリーズの特徴

高速ランプに対応するハイパワー恒温恒湿器/恒温器シリーズです。湿度制御を確保する平衡調温調湿方式(BTHC)と高出力冷凍システムの組み合わせにより、発熱試料への追従性と過渡特性に優れています。

シリーズ最速モデル(ARSF-0250-15)は、1分あたり18℃の高レート昇降温を実現。温湿度が激しく上下する試験を短時間で完了でき、評価回転数の向上や短納期での大量試験に対応します。

また、設定値への安定復帰が早く、オーバー/アンダーシュートや設定外滞留を最小化できるのも強み。プロファイル再現性が安定し、再試験リスクを低減します。

プラチナスJシリーズ

プラチナスJシリーズの画像
画像引用元:ESPEC公式HP
(https://www.espec.co.jp/products/env-test/pj/)

プラチナスJシリーズの
性能・スペック

温度範囲-20~+100℃(高温制御範囲拡大オプション搭載時+150℃/+180℃)
湿度範囲20~98%RH
温度変化速度(昇温/降温)昇温3℃/分、降温2℃/分
温湿度変動(Fluctuation)温度±0.3℃、湿度±2.5%RH
空間温湿度偏差温度±1.5℃、湿度±5%RH
内寸法(W×H×D,mm)500×600×400mm
内容量(L)120
外寸法(W×H×D,mm)910×1,440×873mm
運転可能周囲温度範囲0~+40℃
※型式PR-1Jのスペックです。

プラチナスJシリーズの特徴

汎用恒温恒湿器の中核シリーズです。クリーン仕様PCRや低湿度型PDR/PDL、高温高湿PHPなど、多岐にわたるモデルをラインナップしています。クリーン度や低湿域、超低温など試験要件に合わせて選ぶことが可能です。

省エネ性を高める独自の「Smart R&D(冷凍&除湿)システム」やマルチコンプレッサー制御を採用。安定時は低容量系へ切替えて消費電力を抑えるなど、長時間運転や多数サンプル評価に適した運用コスト低減が図られています。

SH/SUシリーズ

SH/SUシリーズの画像
画像引用元:ESPEC公式HP
(https://www.espec.co.jp/products/env-test/ls/)

SH/SUシリーズの
性能・スペック

温度範囲+10~+85℃
湿度範囲45~95%RH
温湿度変動(Fluctuation)±1.0℃/湿度±5%RH
空間温湿度偏差5℃/10%RH
内寸法(W×H×D,mm)500×600×390mm
内容量(L)105
外寸法(W×H×D,mm)680×1,090×826mm
運転可能周囲温度範囲0~+40℃
※型式LH-114のスペックです。

SH/SUシリーズの特徴

研究室・実験室向けの卓上モデルです。一般電源AC100V/15A(機種により異なる)で運転できるのがメリット。装置前面のカラーLCD計装は視認性と操作性に優れ、標準のイーサネットポートによりブラウザ経由で遠隔監視・運転の開始/停止、データ収録、Eメール通知まで行えます。

USBメモリーでのデータ出力やパターンのコピーにも対応し、研究室の小規模チームでも保守・運用の負担を抑えつつ試験トレースを残すことが可能です。

ESPEC(エスペック)の
サポート体制

導入後は、訪問・電話での技術支援、保守契約、点検・校正、各種資料のオンライン提供など、運用を通した総合サポートを受けられます。

「24時間電話サポート」を活用すれば、平日・土日や夜間も含めて緊急時の技術相談窓口へつながり、夜間受付センターを介した技術対応が可能です。

ESPEC
(エスペック)の
恒温恒湿器のまとめ

温湿度サイクルを期限内に確実に消化したい現場に適しています。温度変動±0.3℃(ライトスペックは±1.0℃)・湿度変動±2.5%RH(同±5%RH)という安定した制御性能により、オーバーシュートや整定時間を抑えて各ステップの有効時間をしっかり確保することが可能です。

複数サンプルを同時に評価する際のばらつきが少なく、再試験や追試の発生を抑制できる点が、タイトなスケジュール管理につながります。

環境試験の課題をクリアする恒温恒湿器を選ぶには、各メーカーの得意分野と活用シーンを知ることが大切です。このメディアでは、評価担当者が条件に合うメーカーを見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。

ESPEC(エスペック)の
恒温恒湿器の導入事例

公設試験研究機関での
多用途評価に活用

導入背景:多様な環境下での
信頼性評価をワンストップ化したい

自動車、材料、医療など幅広い業種から依頼を受けている公設試験研究機関の導入事例です。屋外気象、低湿、減圧といった多様な環境を再現し、短期間で製品の信頼性を評価できる試験体制の構築が課題となっていました。中でも複合環境試験の需要が増加。従来は複数施設を利用していたため、リードタイムの長さや運用コストが問題視されていました。

導入後:人工気象室・低湿恒温恒湿槽・減圧恒温恒湿槽で評価領域を拡大

同センターではESPECの人工気象室、低湿恒温恒湿槽、減圧恒温恒湿槽を導入。灼熱から寒冷・亜熱帯までの広範な温度環境、湿度5%RHの極低湿環境、航空機輸送を想定した高度0~16,000m相当の減圧環境を一施設内で再現できるようになりました。

屋外使用部品や電子機器の作動試験、静電気影響評価、航空機部品の安全性評価など、複合環境試験の依頼に対応できる体制が整備され、PRやセミナーでの活用も進んでいます。

ESPEC(エスペック)の企業情報

1947年創業の環境試験器メーカーです。装置事業・サービス事業を中心に世界50カ国規模のネットワークで製品・サービスを提供しています。

環境試験器に加えて二次電池関連装置、半導体関連装置など、顧客の試験ライフサイクル全体を支えるトータルソリューションを展開しており、EV・航空機・医薬品など多様な業界の信頼性評価を支援しているメーカーです。

会社名エスペック株式会社
所在地大阪府大阪市北区天神橋3-5-6
電話番号0120-701-678(カスタマーサポートデスク)
公式URLhttps://www.espec.co.jp/
環境試験のニーズ別
恒温恒湿器3
複数条件の試験
効率よく行いたい
ハイフレックス ネオ イーエスHIFLEX NEO-ESシリーズ
ETAC(エタック)
HIFLEX NEO-ESシリーズ
画像引用元:ETAC公式サイト
(https://etac.jp/product_category/environmental-test-chamber/ )
特徴
  • 1台分の床面積に複数試験槽を実装できる段積みモジュール構成
    今あるスペースで複数条件を同時に回せるので、評価渋滞を解消
  • 水蒸気回収+UV殺菌で水質を安定維持し、1度の給水で1,000時間の連続運転が可能※1
    加湿水由来の試験中断を抑えて再試験・スケジュール遅延を抑制できる。
活用シーン
  • 長時間試験(例:85℃/85%RH)
  • 通電湿熱試験(THBなど)
  • 小型・多品種の並列評価
  • 長期間連続運転
温湿度サイクル試験
期限内に消化したい
エーアールARシリーズ
ESPEC(エスペック)
ARシリーズ
画像引用元:ESPEC公式サイト
(https://www.espec.co.jp/products/env-test/ar/)
特徴
     
  • 18℃/分クラスの高レート昇降温で-40↔85℃/30–95%RHなどの繰り返しサイクルを短時間で処理。
    評価回転数を引き上げられる。
  • 設定値への安定復帰が短く、オーバー/アンダーシュートや設定外滞留を抑制
    その結果、プロファイル再現性が安定し、再試験リスクを低減
活用シーン
  • 温度・温湿度サイクル
  • 短納期の大量評価
  • 大型/高発熱サンプル
  • 試作~量産前の反復検証
監査準備
時間消費を抑えたい
エヌエスティーNSTシリーズ
ナガノサイエンス
NSTシリーズ
画像引用元:ナガノサイエンス公式サイト
(https://www.naganoscience.com/ja/wp-content/uploads/2023/11/NST_2023all_1127.pdf)
特徴
  • 電子記録と監査証跡で操作ログや変更履歴を自動保存。「誰が・いつ・何を行ったか」を、監査時に求められる完全性を保った状態のデータで出力でき、準備の手作業を削減
  • 医療の国際標準のICHQ1A条件に適合※2する、厳密な槽内環境制御。
    各国規制当局の要求基準を満たす信頼性の高いデータ取得が可能
活用シーン
  • ICH長期/加速保存
  • 治験薬・原薬の保管
  • 包装・容器の保存安定性
  • 化粧品・食品の保存性評価

※1 オプションのタンクを増設した場合の連続運転時間
※2 参照元:【PDF】安定性試験チャンバー|ナガノサイエンス公式(https://www.naganoscience.com/ja/wp-content/uploads/2023/11/NST_2023all_1127.pdf

環境試験のニーズ別 恒温恒湿器3選
環境試験のニーズ別
恒温恒湿器3