
カトーは、温湿度の安定性と扱いやすさを両立させたスタンダード機から、低湿域に強いモデルまで幅広い製品を取り扱っている会社です。
本記事では、カトーの恒温恒湿器の特徴やスペック、サポート体制などを解説します。

| 温度範囲 | -25~+100℃(+180℃) |
|---|---|
| 湿度範囲 | 20~98%RH |
| 温度変化速度(昇温/降温) | 昇温3.0℃/分、降温1.5℃/分 |
| 温湿度変動(Fluctuation) | 温度±0.3℃、湿度±2.5%RH |
| 空間温湿度偏差/均一度(Uniformity) | 温度±2.0℃、湿度±5%RH |
| 内寸法(W×H×D,mm) | 500×700×500mm |
| 内容量(L) | 175L |
| 外寸法(W×H×D,mm) | 1,020×1,650×950mm |
| 運転可能周囲温度範囲 | +10~+30℃ |
汎用試験を想定したスタンダードな恒温恒湿器で、コストと性能のバランスに優れています。装置は均一な加熱と安定した撹拌を重視して設計。操作部はタッチパネルの計装で、複雑なサイクル運転も画面上で設定しやすく、日常の試験条件登録や再現性の確保に役立ちます。
湿度は平衡調温調湿方式で20~98%RHを安定的にカバーし、一般材料、電子部品、自動車内装材など多様な試験規格に対応しやすいのが利点です。視認性の高い観測窓や室内灯、棚のフリーセットなど日常使いの配慮も標準装備で、据付後すぐに運用へ移行しやすくなっています。

| 温度範囲 | -20~+100℃ |
|---|---|
| 湿度範囲 | 10~98%RH |
| 温度変化速度(昇温/降温) | 昇温-20→+100℃ 45分以内 降温+20→-20℃ 60分以内 |
| 内寸法(W×H×D,mm) | 500×700×500mm |
| 内容量(L) | 175L |
| 外寸法(W×H×D,mm) | 1,780×1,650×950mm |
| 運転可能周囲温度範囲 | 0~+35℃ |
低湿制御に主眼をおいた恒温恒湿槽で、電子部品やフィルム、粉体など湿度影響を厳密に見たい用途に適したモデルです。低湿度側は10%RHからの制御に対応。室温に近い条件だけでなく低温域の評価にも使いやすい温度範囲を備えています。
ハニカムローター方式を採用し、プレクーラーとの組み合わせで安定した除湿性能を確保。給水は自然落下と水道給水の二系統が選択でき、運用環境に合わせた給水方法の最適化が可能です。観測窓や棚、ケーブル孔、室内灯などの装備は標準で、既存の試験治具の流用や据付後の即戦力化を後押しします。

| 温度範囲 | -20~+60℃ |
|---|---|
| 湿度範囲 | 5~80%RH |
| 温度変化速度(昇温/降温) | 昇温-20→+60℃ 45分以内 降温+20→-20℃ 60分以内 |
| 内寸法(W×H×D,mm) | 500×700×500mm |
| 内容量(L) | 175L |
| 外寸法(W×H×D,mm) | 1,780×1,650×950mm |
| 運転可能周囲温度範囲 | 0~+35℃ |
静電容量式の高分子薄膜湿度センサーを採用し、-20~+60℃かつ5~80%RHの領域で安定した湿度検出を行います。低温域でも湿度表示が可能で、経年変化に強く、低湿度域の連続運転に適した設計です。
除湿はハニカムローター式で、ローターを回転させて連続的に乾燥させるため、高い除湿能力とメンテナンス性を両立します。タッチパネル式制御ユニットKT計装と連携した自動制御により、低湿の立ち上げ・維持が容易で、電子部品・素材評価など高精度な低湿条件を必要とする試験に向いている製品です。
導入後の運用を支えるアフターサービスは、専任のサービス要員が中心となり、装置の状態に合わせた点検・提案を行う体制です。定期点検では独自のチェックリストに基づく各部確認と校正を実施し、必要に応じて校正証明書の発行にも対応します。
予算を抑えたい場合には、交換推奨部品の洗い出しを中心とした簡易点検も提案され、長期間メンテナンスをしていない装置や他社製装置についても相談が可能です。
広い温湿度レンジをカバーする堅牢なハード設計と、KT計装による高精度な制御系を備えており、長時間試験や多条件サイクル試験にも安定した環境を維持できます。省電力モードは消費電力を抑え、試験コストや設備運用費の削減に貢献。LAN通信やSDカード記録によりデータ管理・トレーサビリティを容易にし、品質保証や認証試験に求められる記録性も確保できます。
試験精度とデータ管理の両立を求める品質保証部門や、複数条件の自動試験を行う研究・開発部門にとって、有力な選択肢となる恒温恒湿器です。
環境試験の課題をクリアする恒温恒湿器を選ぶには、各メーカーの得意分野と活用シーンを知ることが大切です。このメディアでは、評価担当者が条件に合うメーカーを見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。公式HPに記載がありませんでした。
環境試験器・恒温機器の設計・製造・据付・保守を手がけてきたメーカーです。2019年には先端装置メーカーであるエステックのグループに参入し、「顧客のやりたい試験を実現する企業」を掲げて、製造業の信頼性評価ニーズに応える製品とサービスを提供しています。
| 会社名 | 株式会社カトー |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県富士見市下南畑3767-8 |
| 電話番号 | 049-251-1205 |
| 公式URL | https://kato-net.co.jp/ |



※1 オプションのタンクを増設した場合の連続運転時間
※2 参照元:【PDF】安定性試験チャンバー|ナガノサイエンス公式(https://www.naganoscience.com/ja/wp-content/uploads/2023/11/NST_2023all_1127.pdf)